理事長 小林正次郎

私は、多年にわたり医療、福祉、介護の仕事に携わってきました。この度、在宅障がい者の方々に何かお役に立てるような仕事をしてみたいと考えました。施設に集い日々の生活が充実し楽しく過ごせるような居場所づくり、あるいは就労とまではいかないまでも働くことの喜びを感じられるような作業所や、就学児童たちが自宅へ帰るまでの居場所の提供、様々なニーズに対応し必要な人に必要なサービスをきめ細かに提供できるよう地域密着型の障害福祉サービス事業を作り上げて参りたいと存じます。

このような趣旨に賛同するもの達が集まり「特定非営利活動法人（NPO法人）高萩めだかの会」を立ち上げました。法人では後述のように障がい者デイサービス及びグループホームを建設いたしました。高萩森林公園（お手まき公園）を背景に緑に囲まれた閑静な住宅街の一角に木造平屋の事業所が2棟完成しました。障がい者デイサービスセンターめだか及び障がい者グループホームめだかの建物です。

施設スタッフには医師（非常勤）がおります。彼女は小児科医でアレルギー免疫が専門です。
看護師が常駐し日々の健康管理や保健指導をします。児童指導員と保育士は未就学児の療育指導や、就学児童の学習指導などをします。職業指導員は技術指導します。
この他毎日の生活が快適に過ごせるよう食事や入浴、排せつや洗濯などお世話をする代わりの支援員と世話人がいます。
この他に、利用者様のサービスを専門的に計画するサービス管理責任者と児童発達管理責任者が指導します。

3年程の時を経てようやく産声をあげた高萩めだかの会ですが、役員・スタッフ一同理想を高く掲げノーマライゼーションの具現化に向かって努力と研鑽をかさね、地域貢献を果たして参りたいと存じます。利用者様の生活の質の向上を最大の目標とします。
これからもご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。